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甲府西高校について

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甲府西高校に合格するために!偏差値や入試情報、対策方法を解説

目次

特色

入試情報

偏差値と合格点

入試対策方法

まとめ

 

特色

基本情報

・所在地
甲府市 下飯田 4丁目 1-1
・交通・アクセス
甲府駅より徒歩35分、自転車で15分、車で10分
・公式サイト
http://www.nishi.kai.ed.jp/shinro/

 

甲府西高校は県内でもトップクラスの進学校になっており、県内で唯一の65分授業であることや、自分の頑張りたい分野を受講できる単位制の制度、国際バカロレアの導入など、すべては「現役で大学合格」に繋がった高い教育を行う高校となっております。
部活動においても陸上や男子バスケットボール、体操や吹奏楽など関東大会や全国大会に出場している部活動もあります。

進路実績

国公立 私立  海外大学 短期大学  専門大学  就職 
2023年度 126 363  5 8 6  0
2022年度 124 436  2 4 5  0
2021年度 162 482  0 2 3  1

どの年度を見ても100名以上の国公立大学の合格、300名以上の私立大学の合格実績を持っています。ほとんどの学生が4年制大学に進学しており、これもまた「現役で大学合格」を掲げている甲府西高校の魅力です。
国公立大学につきましては地元山梨の大学(山梨大学、山梨県立大学、都留文科大学)をはじめ、日本全国各地の大学に進学実績を持っていることが分かりました。私立大学につきましても国公立大学同様、全国各地の大学に進学実績をもっていました。中には国公立・私立ともに難関大学にも合格していました。

 

 

入試情報

入試基本情報

■前期募集選抜方法

①出願の条件

普通科A 中学校の学習活動において優れた成績を収めた者
普通科B 中学校の学習成績が優秀で、スポーツ・文化等で個人または団体の中心として卓越した実績や能力を有し、入学後も次に示す本校での部活動を通して、その活動を継続・発展させようとする強い意欲のある者
普通科C 中学校の学習成績が優秀で、卓越した英語力を有し、国際バカロレアの教育プログラム等を通して、自らの学びを充実させようとする意欲のある者

②面接

実施のねらい 実施形態等 検査時間
志望動機、目的意識、意欲・関心・態度、理解力、表現力、探究心等を確認します。 普通科A 個別面接 普通科A 15分程度
普通科B 集団面接 普通科B 30分程度
普通科C 個別面接 普通科C 15分程度

③検査内容

検査方法 検査内容
特色適性検査 (普通科A) 時間:60分
特技 (普通科B) 「普通科B申告書」及び関係書類による書類審査
個性表現 (普通科C) 英語によるプレゼンテーション  時間:10分以内
区分 調査書 面接 所見 特色検査 特技 個性表現
普通科A 45 20 5 30
普通科B 30 25 5 30  
普通科C 35 20 5 40

 

■後期募集選抜方法
①学力検査
検査日:2025年3月5日(水)
 
②選抜方法
1.調査書の記録及び学力検査または追検査の成績を総合判定し、選抜する。
2.判定に当たっては、調査書の記録と学力検査または追検査の成績を同等に扱う。

 

応募倍率

前期募集 後期募集
2024年度 1.00 0.83
2023年度 1.58 0.96
2022年度 1.00 0.94
2025年度募集人数 募集人数 前期枠
200人 30%以内

参考:https://czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/19/rate/index_ka.html

 

以上が入試の詳細となります。
前期試験では条件Aが学業における成績優良者の選抜方式、条件Bがスポーツや芸術における成績優良者の選抜方式となってます。
なお、条件Bにおける対象の部活動は、野球部、バスケットボール部(男)、体操部(器械)、吹奏楽部、音楽部(合唱)、美術部となります。

応募倍率について見ていきましょう。
後期募集は2021年度から4年間の間、定員を割っています。しかし、直近10年間の統計では、0.8~1.2倍の間を推移していますので、今年は応募が定員を上回る可能性は十分にあります。昨年の数値だけを見て油断しないようにしましょう
前期応募は全体の30%以内の募集と決められています。甲府西高では毎年60人前後の募集枠となります。そして直近10年間を見ても、定員を割っている年はほとんどありません。狭き門なので、応募する場合は「受かれば儲けもの」くらいの気持ちで挑むことをお勧めします。

 

偏差値と合格点

偏差値 合格点
普通科 62 390点

※合格者の点数を基にしたB判定相当(合格率60%~80%)の点数となります。
年度により変動しますので、目安としてご覧ください。

 

 

 

入試対策方法

合格点は390点です。年度によって合格点は上下しますので、高校入学後のことを考えて5科目合計で410点は取れるように各教科の目標点を作成しましょう。基準は全教科82点です。

目標作成参考例(文型科目特化型)

数学 英語 国語 理科 社会
70点 90点 90点 75点 85点

目標作成参考例(理系科目特化型)

数学 英語 国語 理科 社会
90点 75点 85点 90点 70点

 

教科ごとの対策

では目標点毎にどういった対策をすれば良いかを見ていきます。

数学

80点以上目標

まずは大問1・2の小問集合の正答率を上げましょう。小問集合問題は、後半の空間図形や関数の問題と配点がほとんど変わりません。80点以上取るためには、ここの正答率をできるだけ100%に近づけましょう。
基礎の復習が完璧になったら、連立方程式・関数の文章問題、規則性の問題、平面・空間図形の基礎をおさらいしましょう。大問3以降で頻繁に出題される範囲です。大問5・6の最終問題は正答率が5%を下回る難問が出題される場合がありますので、無理に解こうとせず、その分の時間を見直しに使うようにしましょう。

90点以上目標

毎年、大問5・6では関数と空間図形の問題が出題されることが多いです。高得点を取るためには、一次関数・二次関数の図形、面積問題を多く対策しておきましょう。また、空間図形・平面図形の対策として、合同・相似の復習、体積や線分の比について理解を深めておきましょう。

 

英語

80点以上目標

山梨県高校入試の英語は、大問1~3がリスニング、大問4~5が長文と毎年同じ形式になっています。大問1~3のリスニングは毎年正答率が高く、進学校を狙う場合は落とせない問題です。普段から英語の音声を聞き、長文を自分でも読むことで、耳と口と目でリンクさせて慣れるようにしましょう。
また、大問4の長文は穴埋め問題や並び替え問題など、比較的に答えやすい設問が多いのが特徴です。200語ほどの取り組みやすい英語長文を多くこなし、速読と単語力を身につけましょう。

90点以上目標

大問5は本文の流れが頭に入っていないと解けません。中3の秋以降はひたすら長文演習を行い、400語以上の難しい長文を時間を計って解きましょう。また、英作文問題の対策として、日→英問題も対策しておきましょう。「文法の意味が分かる」のと「実際に文が書ける」のは大きな違いがあります。英作文で実際に使用する文法はそこまで多くないので、英作文で使いやすい文法を覚えて使い慣れた武器を用意しておくことが英作文のコツです。

 

国語

80点以上目標

配点の半数以上を占めるのが現代文の問題で、選択問題と記述問題で形成されています。国語は昔から本を読んでいて、活字に触れている時間が長いほど読解力が増します。しかし、公立入試問題であれば、ほとんどの答えは本文で記述されているので、読書量が足りていなくてもコツをつかむだけで解けるようになります。例えば、選択問題では消去法で答える方法を身に着けると誤答を選ぶことが減ります。記述の問題は一見難しそうですが、ほとんどの場合は本文の言葉を切り抜いて文章を作成します。塾や学校の先生から解法のコツを教えてもらい、その後はできるだけ多く演習をこなしましょう。

90点以上目標

上記の対策に加え、作文問題を先生に見てもらい、入試の作文のコツをつかみましょう。原稿用紙の正しい使い方や、文体の統一・誤字脱字・文法上の誤りがないか、具体的な経験が書かれているか、各段落で条件に従った内容で書かれているか、など、作文には添削される項目が決まっています。英作文や数学の説明問題もそうですが、自分で採点すると、本当は減点されるべき所に気づかないで正解としてしまうことがあります。

 

理科

80点以上目標

80点以上の高得点を狙う場合、苦手な単元を残すことは厳禁です。全単元を満遍なく復習しておきましょう。その上で、近年の出題実績から頻出の単元を優先的に対策しましょう。直近4年間の山梨県高校入試の傾向では、運動と仕事、状態変化、化学変化と質量、前線と天気などが多く出題されています。

90点以上目標

正答率の高い暗記問題は正解できたとして、如何に計算問題が解けるかで差が付きます。運動と仕事量、化学反応の物質量、湿度、地震、電流と磁界、密度と濃度など、思考力が問われる問題は優先的に対策しましょう。多くの単元で思考力問題がありますが、出題パターンはほとんど決まっています。先生に相談して、頻出問題を多く対策しておきましょう。

 

社会

80点以上目標

地理・歴史・公民が均等に出題されます。全範囲を満遍なく総おさらいしましょう。
資料をもとに問題が出題されることが多いので、教科書や資料集に掲載されている絵や写真、グラフなども合わせて記憶すると入試問題に対応しやすくなります。

90点以上目標

地理の「資料の読み取り」「地域の特色の説明」、歴史の「歴史では同年代に起こった出来事を問われる問題が多いので、年表を使いながら歴史の流れを把握しておきましょう。
地理や公民では、近年話題になった時事に関連した内容が出題されることがあります。中学生の間はテレビや新聞で社会的関心が高い事象も意識しておきましょう。

 

 

まとめ

甲府西高校は県下有数の進学校です。
合格を手にするためには一人ひとりに合った学習方法で対策を進めていく必要があります。勉強の難しい所は、課題がそれぞれ異なることです。計算ミスをしてしまったり、暗記が苦手だったり…。
また、教科ごとの対策でご紹介した通り、難関校を目指すのであれば、「国語の作文」「英作文」「数学の説明・証明」「理科・社会の記述問題」など、一人では対策が難しい内容もあります。

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